インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
Susan Weinschenk (著), 武舎 広幸 (翻訳), 武舎 るみ (翻訳), 阿部 和也 (翻訳)

ウェブページやアプリケーションのインターフェースについて心理学的な知識をまとめた本。著者は学術論文を読むのが大好きという変わり者で、この本ではそれで得た気づきを分かりやすく紹介しています。

ソフトウェア開発者向けに書かれていますが、人と触れあうこと全般に言える話が多くあります。難しい論文を読むような面倒な作業をすることなく、記憶や決断といったことに関わる心理的な仕組みを知れて面白いです。

この本では書いてある内容だけでなく、見せ方や構成も工夫されています。文字量に対して本のサイズは少し大きめで、余白が広くとられていることで読み手にとっては馴染みやすい印象がありました。また、1トピック毎におさらいをまとめてあり、記憶に残りやすい工夫がされているようです。

1冊の本で100のトピックを紹介しているので、それぞれ数ページずつの紹介ですが、とっかかりとしては十分な説明がされています。ただの論文紹介ではなく実際にインターフェース設計をする際に気を付けるべきことの提案も多く含められていて仕事やそれ以外の場面でも活かせる良い内容の本です。

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