ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン (著), 池村 千秋 (翻訳)

これまでとは異なる状況が予想される、未来の働きかたについての本です。未来に訪れる環境変化と未来に働く人々のストーリーが描かれています。

この本の興味深い点は、環境変化を経た後の未来で人々がどのような働きかたをしているかということを具体的なストーリーで語っているところです。また、著者自身はメールというツールがまだ普及していなかった1990年代前半に仕事をしていた経験があり、過去と未来を対比させることで働きかたの変化がより明確化されています。

テクノロジーの進化
グローバル化の進展
人口構成の変化と長寿化
個人、家族、社会の変化
エネルギー・環境問題の深刻化

皆さんは社会や環境、テクノロジーの変化によって仕事の仕方がどのように変わるかかということを考えてみたことがあるでしょうか。この本では、今後10年間の働き方は過去10年間とどのように違うのかといったことについて考えるきっかけを得ることができます。

著者がこの本を書くきっかけを得たのは、自身の子供が将来のことを話してくれたときにどうアドバイスして良いのか困ったことだったそうです。ロンドンビジネススクールで組織論を教える著者は、多くのデータと考察からこの重要な内容をまとめあげています。子供達だけでなく、多くの人にとって大切な未来を考えるテーマを扱ったお薦めの本です。

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