EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方

EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方
ダニエル ゴールマン (著), リチャード ボヤツィス (著), アニー マッキー (著), 土屋 京子 (翻訳)

IQ(知能指数)とは異なるEQ(こころの知能指数)という考え方を提唱した本。  優れたリーダーは自己認識、 自己管理、社会認識、人間関係の管理の能力が高く組織において1+1>2を実現する。これらの要素は学習によって身に付けることができる。

また、著者らが多くの役員、管理職、従業員と対話し分析した結果、組織のリーダーは状況に応じて次の六つのリーダーシップを発揮していることがわかった。

ビジョン型――共通の夢に向かって人々を動かす
コーチ型――個々人の希望を組織の目標に結びつける
関係重視型――人々を互いに結びつけてハーモニーを作る
民主型――提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る
ペースセッター型――難度が高く、やりがいのある目標の達成をめざす
強制型――緊急時に明確な方向性を示すことで恐怖を鎮める

前半の四つは前向きなリーダーシップ・スタイルであり、人々の協調を産み出し組織に前向きな影響を与える。一方、後半の二つは危険なリーダーシップ・スタイルで、かなり限られた緊急時にのみ効果を発揮する。ペースセッター型と強制型のリーダーシップは使い方によって組織に大きな悪影響を与えるので注意したい。

この本を読むと、 これまで複数人のいる組織でリーダーの立場だった、もしくはリーダーのもとで仕事をしたことがある人はそこで発揮されていたリーダーシップがどのようなものだったか新しい気づきを得られるかもしれません。

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