NASAより宇宙に近い町工場

NASAより宇宙に近い町工場
植松 努 (著)

「どうせ無理」という言葉を世の中から無くし、多くの人が「だったらこうしてみたら?」という発想に変わることを提唱する植松努さんの著書。植松さんは株式会社植松電機の創業者で、本業はリサイクル用マグネットの製造と販売を行っており会社は北海道赤平市という場所にあります。植松電機では本業の傍ら、宇宙開発事業をやっておりプラスチック(ポリエチレン)を燃料とした安全性の高いロケットや人工衛星の開発を行っています。

また、植松電機は世界に数台しかない微小重力実験装置(宇宙空間と同様の環境を再現する実験装置)も自社で開発して所有しています。宇宙開発といえばJAXAやNASAのような国家事業をイメージしますが、植松電機では北海道大学と協力して民間企業としてそれを行っています。

元々は植松努さんの夢だった宇宙開発ですが、冒頭のメッセージを世界に伝えるために自分がやれることを考えた結果この事業をやることになったそうです。そのため、植松電機では宇宙開発事業による利益はほとんど出しておらず、全国の小・中学生の見学を受け入れてミニチュアロケット開発教室の取り組みなどを通して「だったらこうしてみたら?」のマインドを世に広めています。

先日、TEDxSapporoで講演されていた植松努さんの話を聞いて読んでみた本でしたが、大変興味深い内容でした。

みなさん、「どうせ無理」と考えるのをやめて「だったらこうしてみたら?」という考え方をできるよう心がけたいですね。

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