考える技術

考える技術
大前 研一 (著)

考える技術というタイトル通り、思考力を鍛えるためのヒントがたくさん書かれています。

「知的に怠惰な人間は生き残れない」といったメッセージとともに、論理的思考力やアイディアの発想法などいろいろな気づきを得られる内容です。

文中ではビジネスや社会から身近なものもテーマとして「こういった問題に対してどう考えるか」といった問いかけを投げています。それぞれに対して、私だったらこう考えるという思考プロセスが提示されていて面白いです。

出版が2004年のため事例が少し古くなってきていますが、まだまだ考え方の部分では役に立つ内容だと思います。郵政民営化のテーマなどは時代を感じますね。

この本を読んで、分かるのは考える力のベースとなるのが論理的思考力であるということです。最近では職場などでも馴染みがあるかもしれないピラミッド・ストラクチャーやMECEなどの考え方も文中に書かれています。

ビジネスなどの問題解決において、まず大切なのは論理的に問題を整理できること。根本的な問題の特定が出来ることが解決の第一歩になり、その後の解決策や検証が行えます。新しい仕事のキャッチアップや会議の進行においても論理的思考力は大切ですね。

「企業参謀」など大前研一の経営戦略について書かれた本は難しくて読むのが大変ですが、この本はとても分かりやすくて気軽に読めます。

初めて読んでから7年ほどが経ちますが、いまでもたまに読み返すお薦めの本です。

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