マイケル・ポーターの競争戦略

マイケル・ポーターの競争戦略
ジョアン・マグレッタ (著), マイケル・ポーター(協力) (その他), 櫻井 祐子 (翻訳)

マイケル・ポーターとともに長く仕事をした著者が、ポーターの競争戦略論についてシンプルにまとめたエッセンシャル版の本。「競争優位の戦略」などの難解な長編を読むことなくマイケル・ポーターの戦略論について知ることができます。

ポーターが戦略論の研究を始めるきっかけは、企業の収益性に違いがあるのはなぜかという問いから始まっているそうです。そのため、 戦略論を知ることで企業毎に収益性が異なる理由を探ることができます。

企業や非営利組織は「最高」を目指すのではなく、独自の価値を産み出すポジションを見つけ出すべきであることや、五つの競争要因、バリューチェーン、トレードオフなどのどこかで聞いたことはありそうなキーワードについて紹介されています。

本のなかではサウスウエスト航空やイケアなど実際の企業も例にあげられています。イケアは日本にも進出していて、馴染みある人にとっては分かりやすい説明になっているのではないかと思います。小難しくてなかなか触れる機会の無い経営戦略論について、分かりやすく説明がされたお薦めの一冊です。

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